2007年01月26日
アステラス製薬、「ファンガード」と免疫抑制剤で効能追加承認
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は26日、キャンディン系抗真菌剤「ファンガード点滴用」で「造血幹細胞移植患者におけるアスペルギルス症及びカンジダ症の予防」について、また免疫抑制剤「プログラフ」で「ループス腎炎(ステロイド剤の投与が効果不十分、または副作用により困難な場合)」の効能追加承認を同日付で取得したと発表した。

 「ファンガード」は、同社が創製・開発した日本初のキャンディン系注射用抗真菌剤で、ヒトには存在しない真菌細胞壁の主要構成成分の一つである1, 3-β-D-グルカンの生合成を特異的に阻害する、新規な作用機序をもっている。

 「プログラフ」も免疫抑制剤として同社が創製した。現在、臓器移植における拒絶反応抑制剤として現在世界70カ国以上で発売している。
 
 ニュースリリース参照
 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1169780060.pdf