2007年01月26日
アステラス製薬、非ステロイド性消炎・鎮痛剤「セレコックス錠」承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬とファイザーの両社は26日、日本で共同開発した非ステロイド性消炎・鎮痛剤「セレコックス錠100mg、200mg(一般名:セレコキシブ)」が「関節リウマチ、変形性関節症の消炎・鎮痛」の効能・効果で製造承認を取得したと発表した。

 「セレコックス」は、COX-2(COX:シクロオキシゲナーゼ)という酵素の働きを選択的に阻害することにより、炎症に関与する物質であるプロスタグランジンの生成を特異的に抑制する薬剤で、米国ファイザー社が世界で初めてCOX-2 をターゲットとしたドラッグデザインにより消炎・鎮痛剤として開発した。
 
 海外では「Celebrex(セレブレックス)」や「Celebra(セレブラ)」などの製品名で販売されており、1999年以来すでに100カ国以上で承認されている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1169780060.pdf