2007年01月30日
横浜ゴム、新城工場にLNG燃料のコージェネ・システム導入
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:横浜ゴム
完成したコージェネレーション・システム

 横浜ゴムは30日、地球温暖化対策のひとつとして、主力工場である新城工場(愛知県)に、液化天然ガス(LNG)を利用した発電端出力7,230キロワットのコージェネレーション・システムを導入、このほど稼働開始したと発表した。

 同社は昨年の新中計で「トップレベルの環境貢献企業」をめざすと宣言。地球温暖化対策では、国内での総温室効果ガス排出量を2006年度は基準年比8%、2010年までに同12%以上削減する目標をかかげている。
 
 平塚製造所、三島工場、三重工場にはすでにクリーン燃料のコージェネ・システムを導入済みで、今回の新城工場の完成で主力工場での導入を完了した。国内での総温室効果ガス排出量は、06年度の削減目標達成が可能となった。

 新城工場は新システムの導入により、22%のCO2排出削減を計画している。ガスタービン発電設備には吸気冷却装置、排ガスボイラーには追だき装置を採用。最大発電効率33%、最大総合効率87%を見込む。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「平成18年度エネルギー使用合理化事業者支援事業」に採択された。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1170147054.pdf