2007年01月31日 |
信越化学、超低硬度タイプの放熱用シリコーンゴムシートを開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業は31日、新たに超低硬度タイプの放熱用シリコーンゴムシート「TC-SP-1.7シリーズ」を開発し、発売したと発表した。 これまでの同社の低硬度品に比べ硬度が約10分の1という超低硬度品で、高い熱伝導率を実現した。従来品に比べ柔らかく、密着性が良いため、凹凸のある発熱面でも優れた放熱効果を発揮する。また、段差のある面にも対応できるため、製品設計の自由度を高めることができる。 標準シート品の厚みは、0.5ミリから5.0ミリまでの8種類。サイズは300×400ミリで、より小さなサイズのハーフカット加工にも対応できる。 シリコーン系の放熱材料は、アクリル系などに比べて耐熱性や長期信頼性に優れ、高い難燃性を有するため、電気・電子機器をはじめ、自動車、建築、化粧品、化学など、幅広い産業分野で使用されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1170227054.doc |