2007年01月31日 |
旭化成・第3四半期好調、最終益22%増568億円 増配も |
【カテゴリー】:経営(人事/決算) 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
旭化成が31日発表した、第3四半期(06年4ー12月)業績は、連結売上高が前年同期比8.8%増の1兆1,870億円、営業利益、経常利益は15%以上の増益となり、最終利益は22%増の568億円と大幅な増益となった。 このため通期業績予想を上方修正した。また期末配当金を1円増配の1株7円とし、中間配当金の5円と合わせて年間配当金を12円とすることを決めた。 7事業会社のうち、原料価格の高騰により製品販売価格が上昇したケミカルズが売上高を前年同期比13.5%増の5,562億円と伸ばした。ケミカルズは営業利益も同7.6%増の370億円を計上した。 アジピン酸などのナイロン関連製品が好調だったほか、イオン交換膜事業で中国向けに電解プラントの輸出成約があり、電解膜の販売が増加した。 【旭化成・第3四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比増減% ◇売上高 1,187,059(8.8) ◇営業利益 94,187(15.4) ◇経常利益 93,528(15.8) ◇当期純利益 56,851(22.0) ◇1株当たり純利益 40.62円(33.25円) <通期(連結)業績予想> 単位:百万円( )内は前回発表予想 ◇売上高 1,617,000(1,612,000) ◇経常利益 121,000(112,000) ◇当期純利益 68,000(64,000) ニュースリリース参照 (第3四半期業績の概況) http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=5528 (業績予想修正) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1170228508.pdf |