2007年02月08日 |
三菱化学、樹脂コンパウンド強化、アプコ社100%子会社化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学エムケーブイ、アプコ |
三菱化学は8日、樹脂コンパウンド事業の強化を図るため、三菱化学エムケーブイ(MKV)の塩ビコンパウンド事業を中心とした成型材事業を、会社分割の手法を用いることにより、本年4月1日付で同社に統合し、アプコ社を完全子会社にすると発表した。 アプコ社は、1999年10月にMKV と住友ベークライト社の塩ビコンパウンド事業を統合させる形で設立、MKVの成型材事業を同社に移管した。昨年10月には、アプコ社の住友ベークライト社が所有する株式を三菱化学が買い取った(出資比率:MKV76%、三菱化学24%)。 こうした中で、今回、アプコ社株式を含めた有価証券、その他資産などを含めて、MKV の 成型材事業を分割し当社に統合することにより、アプコ社を当社の完全子会社とし、機能 性樹脂事業との連携強化を更に加速化させることにした。 【三菱化学エムケーブイの概要】 (1)本社 東京都港区芝四丁目1番23号(三田NN ビル) (2)社長 近藤 和利 (3)資本金 3,000百万円 (2006年3月31日現在) (4)売上高 100億円 (2006年3月期) (5)主要製品 塩ビ、ポリオレフィン等の樹脂加工製品 (6)主要株主 三菱化学(株)100% 【アプコ社の概要】 (1)本社 東京都港区芝四丁目14番1号 (2)社長 永井 一史 (3)資本金 350百万円 (2006年3月31日現在) (4)売上高 155億円 (2005年12月期) (5)主要製品 塩ビ、機能性樹脂コンパウンド (6)主要株主 三菱化学エムケーブイ76%、三菱化学24% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1170909223.pdf |