2007年02月09日 |
栄研化学と大塚製薬、尿試験紙「ウロペーパー」共同販売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:栄研化学 |
栄研化学と大塚製薬の両社は9日、栄研化学の尿試験紙「ウロペーパー」の日本国内における共同販売契約を同日付で結んだと発表した。大塚製薬は4月末から診療所市場を中心に販売開始する。 両社は、昨年9月に業務提携に関する基本契約を締結し、臨床検査薬市場でシナジー効果が創出できる製品について検討してきた。 その結果、診断薬の販売で品揃えの拡充を意図する大塚製薬と、診療所市場で販売拡大を意図する栄研化学の思惑が一致した。 尿中には数多くの成分が共存物質として含まれており、尿検査は一般検査の中で簡便で有用な指標として実施され、日本での市場は年間約90億円となっている。 ウロペーパーは栄研化学の尿試験紙の登録商標で、尿中の蛋白質、ブドウ糖、潜血など最大10項目の測定ができ、市場シェアは約20%を占めている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1171007971.pdf |