2007年02月13日
クレハ社長に取締役の岩崎隆夫氏
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:クレハ
岩崎隆夫氏

 クレハは13日、田中宏社長が4月1日付で取締役会長となり、後任社長には取締役研究開発本部副本部長の岩崎隆夫氏が昇格するトップ交代人事を内定したと発表した。天野宏取締役会長は相談役となる。
 
 田中氏は2003年6月の社長就任以来、天野前社長時代から10年がかりで進めてきた塩ビ事業からの撤退など、一連の「変革と集中」にめどがつき、収益面でも増収増益が確保できる体質となったこと、またコーポレート・ガバナンスにも一定のかたちを整えることができたことなどをバトンタッチの理由に挙げた。
 
 岩崎氏は1947年生まれ、59歳。東北大学工学部卒、工学博士。クレハでは研究・企画畑を中心に歩き、いまや同社の主力商品であるPPS樹脂、リチウムイオン電池材料などの開発を手がけてきた。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1171355920.pdf