2007年02月14日 |
EPSの1月の出荷、わずかながら再び前年割れに |
メーンの水産用が5ヵ月連続して前年同月を下回る |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会が14日に集計したところによると、EPS(発泡スチレンビーズ)の1月の総出荷数量は13,268トンとなった。前年同月の実績を0.1%下回っている。 前月の総出荷量は前年同月を0.4%上回って3ヵ月ぶりの前年同月超えとなったが、わずか1ヵ月で再び前年割れに戻った。 1月の総出荷量がごくわずかながらも前年を下回ったのは、消費量が最も大きい水産用(魚箱用)が1.6%減と引き続き不振であったのと、その他成型品用が0.2%減って3ヵ月ぶりの前年同月割れに転じたため。水産用は5ヵ月連続の前年同月割れとなった。 反面、家電用は2.5%増で6ヵ月連続の前年同月超えとなり、またブロック用は16.0%増で4ヵ月ぶりに前年同月を上回ったが、水産用の落ち込みまでカバーするには至らなかった。 EPSの1月の需要分野別の出荷実績は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの07年1月の分野別出荷実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1171439732.xls |