2007年02月14日 |
ナフサのスポット価格がさらに上昇 |
先週の契約価格の平均は日本向けが572ドル |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(市況) 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター各社が入手した情報によると、ナフサの国際スポット価格が各地で一段と上げ足を速めてきた。 日本の大手商社や石油・石油化学企業などが先週中に国際市場で契約した先物の週平均C&F価格はトン当たり572ドルで、前の週の平均に比べると26.5ドル(5%弱)高くなっている。1月第3週をボトムに3週連続の上昇であり、この間のアップ率は12%弱となっている。昨年12月第4周の平均に近いレベルまで戻ったことになる。 一方、北西欧のCIF価格は先週の平均が545ドル強となっている。これも3週連続の上昇で、前の週の平均に対しては20ドル弱のアップとなっている。 原油の反騰と軌を一にしているわけだが、上げ幅はナフサの方が大きい。 |