2007年02月14日 |
クレハ、「クレメジン」特許権侵害で訴訟 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:クレハ |
クレハは14日、慢性腎不全用剤「クレメジン細粒」、「クレメジンカプセル200」の後発品である「キューカル細粒分包2g」、「キューカルカプセル286mg」を製造・販売するテイコクメディックス(石川弘道社長)に対して、これらの製造・販売等が特許権を侵害しているとして13日付で東京地方裁判所に提訴したと発表した。 またこれらの製品を販売する、メルク製薬(クラウス・ディール社長)、扶桑薬品工業(戸田幹雄社長)の両社に対しても同日、販売の差し止めと損害賠償を求める訴えを同地裁に起こした。 クレハでは、知的財産権の保護、活用のため、今後も毅然とした態度で臨むとしている。 <テイコクメディックスに対する請求の根拠と内容> (1)対象会社及び対象製品 対象会社:テイコクメディックス株式会社 対象製品:「キューカル細粒分包2g」及び「キューカルカプセル286mg」 (2)請求根拠となる特許権 下記のクレハ保有特許権 発明の名称:経口投与用吸着剤、並びに腎疾患治療又は予防剤、及び肝疾患治療又は 予防剤 登録番号 :第3835698号 (3)請求内容: 製造・販売等の差止め及び損害賠償請求 (4)関連する当社商品名:「クレメジン細粒」及び「クレメジンカプセル200」 ニュースリリース参照 (テイコクメディックス) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1171444648.pdf (メルク製薬・扶桑薬品) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1171440236.pdf |