2007年02月15日
PSPの1月の出荷、前年比97.1%に縮小
トレー反は前年超えに転じるも、ラミ丼が不振
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会

 発泡スチレンシート工業会が15日に集計したところによると、同シート(PSP)の1月の総出荷数量は8,240トンとなった。前年同月の実績を2.9%下回っている。
 
 PSPの過去半年の月間出荷数量は、昨年7月から10月までの4ヵ月にわたって前年同月を上回り、そのあと11月に前年割れとなったものの12月はわずか0.1%ながら再び前年超えとなってその後に期待が持たれていた。
 それが再度マイナス成長となったのは、トレー反に次ぐ出荷規模のラミネート丼用の出荷が15.2%もの縮小となったため。ラミネート丼用の出荷が前年同月を割り込むのは7ヵ月ぶりのこと。
 最大消費品種のトレー反用は1.5%増で、3ヵ月ぶりの前年同月超えとなったがラミ丼用の不振をカバーするには至らなかった。
 PSPの品種別の1月の出荷実績は以下の通り。かっこ内は前年同月比。
 ▽トレー反=3,350トン(101.5%)
 ▽一般反 =1,880トン(97.9%)
 ▽小計  =5,230トン(100.2%)
 ▽ラミ丼 =2,180トン (84.8%)
 ▽ラミ一般= 830トン (118.6%)
 ▽小計  =3,010トン(92.0%)
 ▽合計  =8,240トン(97.1%)