2007年02月21日 |
BASF「ポリアセタール樹脂」生産能力 5万5,000トンに増強 |
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:BASF |
ドイツ・BASF社は21日、エンジニアリングプラスチックであるUltraform(R)(ウルトラフォルム)の需要が好調なため、本社工場(ルートヴィッヒスハーフェン)の製造能力を33%増強すると発表した。増強工事は2008年第1四半期に完了する。製造能力は現在の年産約4万1,000トンから約5万5,000トンに増加する。 この増強により、欧州だけでなくアジアでの需要の伸びにも対応が可能となる。このプラスチック市場は利用が資本財だけでなく、消費財にも広がっており、市場規模は欧州では年率約4%、アジアでは6%以上拡大している。 Ultraform(ウルトラフォルム)は、同社の代表的なエンジニアリングプラスチック「ポリアセタール樹脂」の商品名で、摩擦特性や化学薬品に対する耐性、機械的特性に優れているためギアやボールベアリング、クリップなどのエンジニアリング部品をはじめ、燃料ポンプ、拡声器のグリル部、玩具の部品、コーヒーメーカーの抽出部など幅広い分野で使用されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1172019815.pdf |