2007年02月23日
アステラス製薬、米国での「Flomax」特許侵害排除訴訟に勝訴
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は23日、ベーリンガーインゲルハイムファーマシューティカルズ(BIPI)と共同で、米国FDAに前立腺肥大症の排尿障害改善剤「Flomax」(一般名:塩酸タムスロシン、製品名:ハルナール)の後発品申請(ANDA)を提出したRanbaxy 社に対して、物質特許の侵害を理由として、ニュージャージー連邦地方裁判所に提起していた特許侵害排除訴訟で、21日(米国時間)勝訴したと発表した。

 アステラス製薬が創製した「塩酸タムスロシン」は、1993年に発売以来、世界66カ国で販売している。米国では「Flomax」の製品名でBIPI が販売している。2004年10月からは、アステラス製薬の米国子会社であるアステラス ファーマ US, Inc.とBIPI が共同で販売促進活動を行っている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1172213071.pdf