2001年07月17日 |
産構審リサイクル小委の企画WGが26日に発足 |
業種・製品ごとの横割り共通課題を整理へ |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成、経済産業省、プラスチック処理促進協会 |
経済産業省は26日、産業構造審議会環境部会の廃棄物・リサイクル小委員会の下部組織として「企画ワーキンググループ」を発足させる。 同WGの役割は、循環型社会構築のための業種・製品ごとの横割り共通課題を技術的・専門的な観点から整理することにあり、学界、産業界、市民団体などから選ばれた26人で構成されることになっている。座長には平岡正勝・京都大学名誉教授が就任する。化学業界からは、プラスチック処理促進協会技術開発委員会の大谷郁二委員長(旭化成常務理事)が委員の一人に選出される見通し。 同省では、月1~2回のペースで会合を開いて検討を重ね、来年春にその結果がまとまるように持っていきたい考え。主な検討課題は以下の5点となりそう。 (1)拡大生産者責任(EPR)当の基本的考え方の整理 (2)3Rに係わる対策を講ずべき業種・製品のクライテリアの高度化 (3)「リサイクル率」等の定義についての考え方 (4)製品アセスメント手法、3Rの取り組みのモニタリング手法等のあり方 (5)製品輸入や再生資源・中古製品輸出等の実態を踏まえた循環型社会の国際的側面での対応のあり方。 |