2007年02月28日 |
BASF、ドイツ企業から欧州企業へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは27日、ドイツ企業から「欧州会社(Societas Europaea, SE)」に変身し、社名をBASF Aktiengesellschaft からBASF SE にすると発表した。4月26日の株主総会に議題として提出することを決めた。本社は今まで通り、ドイツのLudwigshafen に置く。 「欧州会社」とは2004年10月以降、EUで設立が可能となったもので、EU法に基づき設立される。正式名称はラテン語でソシエタス・ヨーロピアで通称は‘SE’。 欧州会社は登録住所の置かれた加盟国において登録され、他の加盟国では子会社を設立することなしに活動できる。 また、法的制限を伴うことなく欧州域内のリストラクチャリング、事業再編および事業統合を柔軟に行うことが可能となる。 更に、子会社の場合は親会社又は他の子会社との取引では付加価値税(VAT)が課せられるが、欧州企業の場合は社内取引となるためVATは課せられないというメリットもある。 |