2001年07月16日
経済産業省、「電気・メタノール車など1,000台普及目指す」
3省で2010年度目標アクションプラン
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省は国土交通、環境の両省とともに、「2010年度までに電気自動車やメタノール車など1,000台の低公害車普及を目指す」とする、低公害車普及アクションプランをまとめた。
 実用化段階にある低公害車として(1)天然ガス自動車(CNG自動車)(2)電気自動車(3)ハイブリット自動車(4)メタノール自動車(5)低燃費かつ低排出ガス自動車、の5種類をあげている。
 
 現在これらの自動車の普及台数は約60万台とみられているが、既存車と比べて高価格、航続距離が短い、燃料インフラは未整備などから需要が伸び悩んでいる。このため公的部門で率先導入を図るだけでなく民間への普及支援策として、税制・金融面からの普及促進、インフラ整備支援を講じるとしている。
 
 普及目標として(1)実用段階にある低公害車は2010年度までのできるだけ早い時期に1,000万台以上(2)燃料電池自動車は同年度までに5万台の普及を目指すとしている。