2007年03月01日 |
汎用樹脂の1月の対中輸出、ほとんどが大幅増 |
中国向け構成比も60〜76%とハイレベル |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
汎用樹脂の1月の中国向け(香港向けを含む)輸出通関数量は、合計6品目のうちPPホモポリマー(PP-H)を除く5品目が前年同月の実績を大幅に上回るかたちとなった。 PP-Hの場合は記録的な伸びを遂げた(前年比41%増)06年1月の反動で15.1%減となったが、他の5品目はPPコポリマー(PP−C)が77.0%増えたのをはじめHDPEが71.3%増、PSが44.5%増、PVC-Cが30.3%増、LDPEが12.3%増といずれも最近ではめずらしい高い伸びを遂げている。 どの樹脂も、輸出全体の対前年同月比を上回っている。このため、輸出全体に占める中国向けの構成比も依然として高水準にある。最も低いPP-Cでも59.7%であり、LDPEは62.0%、HDPEは62.4%、PP-Hは67.9%、PVC-Hは69.9%、そしてPSに至っては76.1%に達している。 汎用樹脂の1月の対中輸出通関数量は別表の通り。 【関連ファイル】 汎用樹脂の1月の対中輸出通関数量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1172714997.xls |