2007年03月02日
アステラス製薬、「バプリゾール」体液貯留型でも米国承認取得
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラスは2日、米国子会社のアステラス ファーマ US, Inc.(本社:イリノイ州ディアフィールド)が米国で申請中の低ナトリウム血症治療薬「VAPRISOLR (バプリゾール、一般名:コニバプタン)」で、このほど米国食品医薬品局(FDA)から、体液貯留型の低ナトリウム血症について承認通知を受領したと発表した。

 「VAPRISOLR」は、2004年1月に体液正常型及び体液貯留型の低ナトリウム血症を適応症として米国で申請した。
 
 2005年12月に体液正常型の低ナトリウム血症についてFDAから承認を取得し、低ナトリウム血症の適応症を有する世界で初めての薬剤として2006年4月から米国で販売開始した。
 
 体液貯留型低ナトリウム血症については、承認可能通知を受領していたが、その後のFDAの審査を経て、今回承認を取得した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1172818442.pdf