2007年03月05日
タキロン、「光る建材」LED光色パネルを新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:タキロン

 タキロン(大阪市中央区 森下誠二社長 ) は5日、1677万色の発光にさまざまな「演色パターン」を組み合わせたLED技術と、透明プラスチックで、インテリア用のLED光色パネル「αLED'S 彩ろぎ」(アルファレッズ いろろぎ)を開発、4月1日から発売すると発表した。

 発光面体はポリカーボネート樹脂製。46ピッチのストライプによる光色演出は、1ピッチごとに1677万色の発光が可能で、組み合わせはほぼ無限となる。しかもLEDと透明プラスチックとの複合によって、自然界の光に近い、柔らかく心地よい色調を得ることができる。

 いわゆる「 照明 」とは一線を画し、「照らす明かり」から「魅せる灯り」「光る建材」として、発光するパネルそのものが演出される。

 フレームは 「 光る建材 」としての用途を意識して490ミリ角にユニット化し、1台のコントローラーで最大18ユニットの制御ができる。また縦使い、横使い、複数ユニットでの配置ができろ。薄さは25ミリ。デザイナーの自由な空間表現に応えることができる。

 用途として、インテリア空間の壁面を中心に、サイン・ディスプレー・家具などを開拓していく。
 
 生産はプラスチック部品は揖保川事業所。LED部品、コントローラーの製作ならびに総合アセンブリーは、東京第二工場で行う。
 
 パネル本体価格は30万円、ほかにコントローラー(リモコン付)15万円など。5年後に20億円以上の売上を目指す。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1173076815.doc

(写真)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1173076815.jpg