2007年03月05日
ロシュ 経口抗がん剤、欧州で進行性胃がん治療に肯定的見解
【カテゴリー】:海外(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬は5日、ロッシュの新しい経口抗がん剤であるXeloda(capecitabine)とプラチナベースの化学療法の併用が、欧州医薬品委員会(CHMP)で、進行性胃がん患者へのファーストライン治療として肯定的な見解を受けたと発表した。

 胃がんは、がんの形態でもとりわけ深刻な疾患となっており、55歳以上で多く発症し、男性は女性の2倍発症している。胃がんによる死亡者数は、世界全体で年間約91万1千人に達している。
 
 Xeloda は、すでに韓国で進行性胃がんのファーストライン治療として承認されている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1173066334.pdf