2007年03月05日 |
経産省拡大局長会議「日銀利上げ、中小企業に懸念高い」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は5日、拡大経済産業局長会議を開き、各地域の経済産業局長から最近の地域経済の動向について報告を受けた。 「地域の景況」では、北海道や東北経済産業局から「緩やかに改善している」との報告が行われ、地域によっては生産・設備投資・雇用・個人消費などにばらつきが見られるものの、全体的には「引続き改善傾向にある」との基調判断を据え置いた。 また「日銀利上げの影響」について、以下の点を確認した。 (1)全国で半分以上の企業が、現在または将来マイナスの影響が出てくることを懸念している。 (2)規模的に見ると、大企業よりも中小企業の方が、マイナス影響を懸念している割合が高い(大企業3割強、中小企業約4割)。 (3)今後、企業へ貸付金利が引き上げられることが予想される中で、企業への影響を注視していくことが必要である。 |