2007年03月05日
ナフサのC&F/ジャパン、先週の平均は620ドル
週単位では06年8月第4周いらいの600ドルの大台
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、わが国の商社や石油企業ならびに石油化学企業等が先週中に国際スポット市場で契約したナフサのC&F価格の週平均価格はトン当たり約620ドルとなった模様。
 
 6週間連続の上昇で、前の週の平均を同36ドル(6.2%)上回っている。日本着のC&F価格が同600ドルの大台に乗ったのは06年月の第4週の平均の612.5ドルいらい。
 北西欧のCIF価格も急騰しており、先週の平均は前の週を同43ドル強(7.9%)上回って同597ドルとなっている。
 
 いずれも原油のスポット価格の続騰に連動しての上昇といえる。ただし、上昇率はC&F/ジャパンもCIF/NWEも原油のそれを大きく上回っている。