2007年03月06日 |
積水化成品、オランダに5番目の「ピオセラン」拠点建設 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は6日、オランダに世界5番目となる「ピオセラン」の生産・販売拠点を設置することを決めたと発表した。4月中には現地会社を設立し、年産能力1,800トン工場の建設に着手する。生産開始は08年1月の予定。 「ピオセラン」はポリエチレン・ポリスチレン複合樹脂の発泡体で、衝突安全性能が高く、日本ではすでにトヨタなどの自動車メーカーが自動車EA材(乗員下肢部保護用衝撃吸収材)、バンパーコア材などとして本格採用している。 生産拠点は、日本、台湾、中国(天津)に続いて06年11月、米国テネシー州に新工場を完成しており現在4カ所。今回のオランダ進出は、欧州における自動車部材・IT機器梱包材のコア拠点となる。 【現地会社の概要(予定)】 (1)会社名 :SEKISUI PLASTICS EUROPE B.V. (2)事業内容 :ピオセランの原料および成型品の生産・販売 (3)本社所在地 :オランダ王国オーバーアイセル(Overijssel)州アルメロ(Almelo)市 (4)会社形態 :積水化成品工業100%出資 (5)会社設立予定 :2007年4月 (6)資本金 :1.3 百万ユーロ(約2億円) (7)営業開始予定 :2007年5月 (8)生産開始予定 :2008年1月 (9)生産能力 :年産1,800トン (10)販売計画 :2010年度11億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1173149214.pdf |