2007年03月06日
協和発酵 悪性黒色腫対象の抗体医薬、米社へ導出
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:協和醗酵

 協和発酵は6日、自社開発の抗体医薬 KW-2871(開発コード)について、日本を含む全世界での独占的な開発・販売権を、米国の医薬開発会社 Life Science Pharmaceuticals社(本社:デラウェア州)に供与することに合意したと発表した。

 皮膚癌の一種である悪性黒色腫(メラノーマ)を対象に開発し臨床試験を行ってきた。今後は、同社の委任を受けて、The Ludwig Institute for Cancer Research(本部所在地:ニューヨーク)で継続して開発されることになる。

 協和発酵は同契約により、Life Science Pharmaceuticals社から契約一時金、マイルストーン、および製品販売に伴うロイヤルティーの支払いを受ける。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1173147438.doc