2007年03月06日 |
SPDC、L-Lの価格の引き上げで中国側と合意 |
3月分、CFRトン当たり1,280〜1,290ドルで決着 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
サウディ石油化学(SPDC)はこのほど、中国のフィルムメーカーならびにディストリビュータとの間で日・サ合弁石化企業「シャルク」のL-LDPE(商品名;QAMAR)の3月の輸出価格をトン当たりCFR1,280〜1,290ドルとすることで話し合いをまとめた。ナチュラル・グレードを同1,280ドル、高透明グレードを同1,290ドルとする。 いずれも2月の価格に対しては同20ドルの値上げとなる。1月の価格に再び戻ることになる。SPDCのオファーがそのまま受け入れられたという。これには、春節明けとともに中国国内のフィルムメーカーの買い意欲が再び膨らんできていたことが大きく作用したと見られている。 契約数量は約27,000トンとなった模様。同社の過去1年の月間平均契約数量を2,000トンていど上回ることになる。 |