2007年03月08日 |
チッソ、「納豆菌培養エキス」を健康食品用に販売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:チッソ |
チッソは8日、健康食品素材「納豆菌培養エキスCNE」の販売を今月からはじめたと発表した。納豆に含まれる酵素の一種、ナットウキナーゼは、血管中にできる血栓のもととなるフィブリン(たんぱく質)を溶解する作用を持つことで知られているが、同製品は、健康食品素材として、ナットウキナーゼを1グラム当たり20,000FU以上含んでいる。(注:FU=酵素のフィブリン分解活性を示す単位) 同社は、長年の培養技術によって、多量のナットウキナーゼを含む発酵液を得ることに成功した。この発酵液の匂いを抑え、独自の精製技術(特許登録)により血液凝固作用のあるビタミンK2を除去したエキスを商品化した。 「納豆が苦手な人にも、ナットウキナーゼを摂ることができ、健康食品、サプリメント素材として幅広く使えるようにした」と同社ではいっている。 同社は、3月28日〜30日に東京ビックサイトで開催される健康博覧会2007に同製品を出展する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1173334676.doc |