2007年03月09日
環境省の樹脂サッシ窓の追加設置工事がスタート
大信工業が受注、今月末に完工の予定
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全)
【関連企業・団体】:環境省

 環境省による樹脂(塩ビ)サッシ窓の追加設置工事が明日から始められることになった。東京・霞ヶ関の本庁舎(霞ヶ関合同庁舎5号館)の24階の東南側の窓の大半と西南側の窓の一部に塩ビサッシと二重ガラスの組み合わせによる断熱・省エネ型の内窓が取り付けられる。
 
 昨年11月に同庁舎の23階と26階に同じ断熱窓を設置した大信工業が今回も工事を受注、10日以降の毎週土曜日と日曜日に取り付け作業を進めていって今月末には完工する予定。この結果、24階の全ての執務フロアーの6割強が塩ビサッシ窓で占められることになる。
 
 同省では、これにとどまらず07年度中に25階にも同じ塩ビサッシの内窓を設置して、同5号館のうちの23階から26階までを占める環境省全体の断熱・省エネを強力に推進していきたい考え。これが起爆剤となって他の省庁でも同様の断熱・省エネ窓の採用に踏み切るところが相次ぐようになることが期待される。