2007年03月22日 |
電気化学など3社、食品包材用ポリスチレンシート事業を統合 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成、出光ユニテック、電気化学工業 |
電気化学工業、出光ユニテック、アァルピィ東プラ(旭化成系の樹脂加工会社)の3社は22日、食品包装用ポリスチレンシート事業強化のため、3社の販売機能を分離・統合して新会社を設立すると発表した。本年6月の営業開始をめどに詳細検討に入る。 食品包装用ポリスチレンシートは成型性や耐熱性、耐衝撃性に優れ、乳製品などの包装容器、弁当用容器として使用されているが、需要の頭打ちや競争の激化など、事業環境は悪化している。 このため3社は、樹脂メーカーの枠を越えた事業提携が必要と判断した。 まず共同出資による新会社を設立し、3社の販売機能を統合する。さらに製造や研究開発などの機能についても順次統合し競争力の強化を図る。 【新会社の概要】(予定) ◇ 社名 クリアテックシート株式会社 ◇ 本社 東京都 ◇ 社長 電気化学工業から派遣 ◇ 資本金 3,000万円 ◇ 出資比率 電気化学工業50%、出光ユニテック36%、アァルピィ東プラ14% ◇ 営業開始 平成19年6月 ◇ 事業範囲 食品包装材料用となるポリスチレンシートの販売 ◇ 売上高 初年度約60億円 ◇ 従業員 親会社から出向(人数は未定) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1174536410.pdf |