2007年03月23日

宇部興産、無錫市に射出成形機生産の合弁会社

【カテゴリー】：経営（海外） 【関連企業・団体】：宇部興産

宇部興産は23日、機械事業部門である宇部興産機械（山本謙社長）の上海現地法人「宇部興産機械(上海)有限公司(董事長：山本謙氏)」が、香港の大同機械企業有限公司グループと中国江蘇省無錫市で樹脂射出成形機を生産するため、合弁会社の設立契約に同日調印したと発表した。 　 　資本金は120万米ドル。出資比率は宇部側と香港側の折半で、営業開始は07年5月の予定。 　宇部興産機械は、2002年に香港大同機械グループ傘下の無錫格蘭機械集団有限公司(董事長：黄耀明氏)に対して、射出成形機製造の技術移転を行い合作生産を行ってきたが、中国の自動車産業の発展に伴い、同グループとの提携を強化、射出成形機の生産を拡大することにした。 　 　 当面は無錫格蘭機械集団内で生産するが、08年には無錫市内の工業新区に移転する。年間8億円以上の売上を見込む。 　 　【合弁会社の概要】 　 (1)立 地；中国江蘇省無錫市無錫新区内(2008年に工業新区に移転予定) 　 (2)会社名 ；無錫宇部大同機械有限公司 　 (3)事業内容；宇部ライセンスによる「油圧式射出成形機」の製造・販売 　 (4)営業開始；2007年5月1日予定 　 (5)生産能力；最大30台/年 　 (6)資本金 ；1,200千米ドル 　 (7)出資比率；宇部興産機械(上海)有限公司50%、大同機械有限公司25%、大同機械科技(江蘇)有限公司25% 　 (8)人 員；42人 　 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1174632829.pdf