2007年03月29日 |
PE袋の輸入、2月も前年比16%増と活発 |
中国品は31%増で全体の54%を占める |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
財務省が29日に明らかにした2月の輸入通関速報によると、PE袋の2月の総輸入通関数量は34,898トンとなった。 前月に対しては、中国の製造・販売企業が1週間にわたって旧正月(春節)休暇を取ったため11.9%減となっているが、前年同月の実績に対比すると15.7%増となる。 1キログラム当たりの平均CIF価格は230円で、前年同月より26円高くなっている。 総輸入量の53.7%を中国品が占めている。中国品の輸入通関数量は18,727トンで、前年同月を31.2%上回っている。依然として日本のPE袋メーカーや大手商社の出資企業からの輸入が活発の模様。 この結果、1月と2月の輸入の合計は74,518トンとなった。前年同期の実績を9.3%上回っている。うち中国品は41,315トンで前年同期を18.9%上回っている。全輸入量の55.4%を占めている。国産品は一層の減産を余儀なくされそう。 PE袋の主要船積み国別の2月の輸入通関数量は別表の通り。 【関連ファイル】 PE袋の主要国別の2月の輸入通関数量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1175150111.xls |