2007年03月29日
BASFとモンサント、植物バイ分野の研究開発と商業化で提携
【カテゴリー】:海外(経営、ファインケミカル)
【関連企業・団体】:BASF

 BASFジャパンは29日、ドイツBASFと米国モンサント・カンパニー(本社:ミズーリ州セントルイス)の両社が、植物バイオテクノロジー分野で共同研究開発(R&D)と商業化に向けた、長期的な提携を行うことを決めたと発表した。
 
 今回の提携では、多収量作物や干ばつなど悪条件に対する耐性を強めた作物の開発に重点が置かれる。

 両社は提携期間中、それぞれ約15億ドル:12億ユーロの共同予算を計上し、トウモロコシや大豆、ワタ、ナタネについて多収量かつストレス耐性を持つ形質の実現を目指し、専用の開発パイプラインに投資する。
 
 この共同パイプラインには、多収量とストレス耐性に関する両社の既存および計画段階にある各プログラムが含まれ、植物バイオテクノロジーの分野で両社独自に行われた探索・研究活動に基づく、複数のプロジェクトにより構成される。提携の成果として、共同開発された最初の製品は、5年以内の商業化を目指す、としている。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1175151841.pdf