2007年04月09日 |
栄研化学と大塚製薬「ラピランRH、ピロリ抗体」を共同販売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:栄研化学 |
栄研化学は9日、大塚製薬との間で、大塚製薬のヘリコバクター・ピロリ抗体検出用キット「ラピランRH、ピロリ抗体」について、日本国内で共同販売することにし契約締結したと発表した。栄研化学は「ラピラン」の販売を6月から健診市場を中心に開始する。 両社は、昨年9月に締結した業務提携契約のもと、臨床検査薬市場でシナジー効果が創出できる製品について検討を重ねてきた。 この結果、健診市場で「ラピラン」の販売拡大を意図する大塚製薬と、迅速検査製品のラインナップ充実を図る栄研化学の狙いが一致した。 「ラピラン」は、除菌前のピロリ菌感染を尿中の抗RHピロリ抗体の有無で判定する医療用診断薬で、患者の尿数滴を使い、約20分で判定することができる。現在、日本と香港で販売、昨年11月には米国FDA からも販売承認を受けた。 【製品の特徴】 (1)尿中の抗H.ピロリ抗体の有無を約20分で判定できる。 (2)検体の採取が容易な随時尿で測定できる。 (3)操作が簡便であり、目視で判定できる。 (4)既存の血清ELISAキットと同等の性能を有する。 (5)生検組織診断法とほぼ同等の判定結果が得られる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1176096988.pdf |