2007年04月09日 |
TEC、ブラジル向けガス処理設備拡張プロジェクトを契約 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
東洋エンジニアリング(TEC)は9日、ブラジルのエンジニアリング会社セタール社(SETAL OLEOE GAS S.A.)と共同で、ブラジル石油公社(ペトロブラス)からガス処理設備拡張プロジェクトを受注したと発表した。 同国のガス安定供給計画の一環として、カンポス湾ガス田のガスを処理するカビウナスガス処理施設と、デュケデカシアス製油所内ガス処理設備を増強するプロジェクトで、液化ガス回収ユニットは日産540万リューべ能力。完成は2009年初の予定で、受注総額は約600億円(推定) TECとセタール社は、1999年にカビウナスガス処理プラントを共同受注しており、今回はその実績がペトロブラスから評価された。 TECは1996年からペトロブラスのプロジェクトを継続して受注してきており、現在もアルベルト・パスカリーニ製油所近代化プロジェクト、ヘヴァッピ製油所近代化プロジェクト、他2件のガスパイプラインプロジェクトに取り組んでいる。 【今回受注の概要】 (1)客先:ブラジル石油公社(ペトロブラス)Petroleo Brasileiro S.A. (PETROBRAS) (2)受注者:TEC、セタール共同企業体 (3)建設地:カビウナスガス処理施設 カビウナス、リオデジャネイロ州 REDUC 製油所 デュケデカシアス、リオデジャネイロ州 (4)設備: カビウナス 液化ガス回収ユニット(540万リューべ/日) ・硫黄回収ユニット ・製品貯蔵タンク等付帯設備 ・液化ガス分離ユニット(5,280リューべ/日) ・二酸化炭素除去ユニット ・製品貯蔵タンク等付帯設備 ◇役務: 設計、調達、工事、運転助勢 ◇契約: ランプサム ◇納期: 2009年第1四半期 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1176100104.pdf |