2007年04月10日
ナフサのスポット価格、先週の平均も再上昇
C&F日本は最近の最高値を更新して672ドル強に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(市況)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の調べによると、ナフサの国際スポット相場は先週も各地で引き続き上昇した。
 日本の商社や石油企業ならびに石油化学企業等が国際市場で先週中に契約したスポットもののC&F価格の平均はトン当たり672ドル強で、最近の週単位の最高値となった前の週の平均に比べると同14ドル弱の値上がりとなっている。率にすると2%強の上昇となる。これでC&F/日本は6週間にわたって同600ドル台が続いたことになる。

 北西欧のCIF価格も続騰している。先週の平均は同638ドル台半ばで、前の週の平均に比べると3%強上がっている。
 ともに、原油の国際スポット相場のうちの北海ブレントが3.3%上昇したのが響いていると見られる。なお、今週明けのC&F/日本の価格は同683ドルまで上がっている。