2007年04月10日
CDMプロジェクト、丸紅、東電など5件承認
【カテゴリー】:環境/安全(海外)
【関連企業・団体】:丸紅

 経産省は10日、三菱UFJ証券、東京電力、丸紅の3社から申請のあったCDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクト計5件がいずれも先の京都メカニズム推進・活用会議で承認されたと発表した。
 
【三菱UFJ証券】
(1)実施国 :フィリピン
 ・プロジェクト名 :バイオマスボイラー事業
 ・プロジェクトの概要 :大規模ランドリー施設のボイラー燃料を現在の重油から最新のバイオマス燃料に転換する。
 ・CO2排出削減量予測(年間) :4.5万トン
 
(2)実施国 :タイ
 ・プロジェクト名 :埋立てガス回収発電利用プロジェクト
 ・プロジェクトの概要 :ラチチャワ埋め立て処分場にガス回収システムと1MWの発電機を設置し、発電を行う。
 ・CO2排出削減量予測(年間) :5.2万トン
 
(3)実施国 :インドネシア
 ・プロジェクト名 :リストリンド・ケンカナ・バイオマス発電所
 ・プロジェクトの概要 :パーム油工場にバイオマスボイラーと6MWの蒸気タービンを導入し、12MWのバイオマス発電を行う。
 ・CO2排出削減量予測(年間) :7.6万トン
 
【東京電力】
 ・実施国 :中国
 ・プロジェクト名 :広東省恵来県・風力発電プロジェクト
 ・プロジェクトの概要 :出力600KWの風車167基により総出力100.2MWの風力発電を行う。
 ・CO2排出削減量予測(年間) :17.7万トン
 
【丸紅】
 ・実施国 :中国
 ・プロジェクト名 :福建省華安県・水力発電プロジェクト
 ・プロジェクトの概要 :44MWの流れ込み式水力発電を行う。
 ・CO2排出削減量予測(年間) :14万トン