2007年04月11日 |
Dow、Chevron PhillipsとSM/PSのJV設立へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:ダウケミカル |
Dowは10日、Chevron Phillips Chemical との間で北南米のSM/PSの50/50JV設立のMOU(拘束力なし)を締結したと発表した。今後、Due diligenceを行う。 両社は次の資産をJVに出す予定。 Dow: SM:Camacari (ブラジル) PS:Gales Ferry(Connecticut)、Ironton(Ohio)、Joliet(Illinois)、 Torrance(California)、Cartagena (コロンビア)、Guaruja (ブラジル) Chevron Phillips: SM:St. James(Louisiana) PS:Marietta (Ohio) Chevron Phillips Chemical は2000年にChevronとPhillips Chemical のオレフィン、ポリマー、芳香族部門を統合したもの。 ダウの会長兼CEOのAndrew N. Liveris は1月25日の報告の中で、「間もなく素晴らしい“asset light”方針が発表できよう。先ず、ポリスチレンについては新モデルを進 めることを既に決めており、ポリプロピレンについても同じことを考える。」と述べていた。 “asset light” とは「資産を持たない、減らす」という意味で、新規及び既存事業を他社とのJVにするという意味で使っている。 DowではKuwait Petroleum Corporation と50/50JVのMEGlobalを設立してダウの設備を出しており、タイでのサイアム・セメントとのJVもこの一環である。 なおDowには投資会社による買収説や基礎部門分離(JV化)説が飛び交っている。 |