2007年04月11日 |
日本バイエル・業績好調、06年度売上高19.1%増 1,977億円 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:バイエル |
バイエルのミヒャエル・ポートフ社長(日本バイエル代表)は11日記者会見し、2006年の日本バイエルの業績を発表した。 06年の売上高は前年比19.1%増の197,687百万円となった。部門別内訳は次の通り。 ◇ヘルスケア 113,820百万円(05年度:83,044百万円) ◇農薬関連 36,552百万円(同:37,752百万円) ◇素材科学 47,117百万円(同:44,757百万円) ヘルスケア事業グループは売上高37.1%増を達成したが、これは主にシェーリング社の買収によるもので、この分を除くと05年とほぼ同レベルとなる。薬価引き下げや医療費抑制など厳しい事業環境が続く中で、営業効率の改善に努めた。 農薬関連事業は厳しい市場環境の影響を受け、売上高が3.2%減少した。殺虫剤「ディブテレックス」、除草剤「アージラン」事業を売却。また、国内では殺虫剤「パシレックス」事業を譲渡した。その一方で、主力の「アドマイヤー」や、最近上市した「キラップ」などの販売促進に努めた。 素材科学事業グループは、売上高が前年比5.3%増の471億円を達成した。ポリウレタン製品でマーケティング組織の改革を行い大幅な効率改善を図ったほか、建築市場向けに好業績を達成した。ポリカーボネート事業はIT分野向け需要が好調に推移した。住化バイエルウレタン愛媛工場のプラントが200万時間無事故記録を達成した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1176278809.tif |