2007年04月18日 |
丸紅など3社のCDMプロジェクト承認 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:丸紅、経済産業省 |
経産省は18日、まり紅、三菱UFJ証券など3社が申請していた4件のCDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクトが京都メカニズム推進・活用会議で承認されたと発表した。わが国のCDM/JIプロジェクト承認件数は合わせて138件、CO2排出削減量は5,363万6,000トンとなった。 <日本カーボンファイナンス> ・実施国 :スリランカ ・プロジェクト名 :バカルガマにおけるココナツ殻の木炭化および発電プロジェクト ・プロジェクトの概要 :木炭工場でココナツの殻を熱分解して木炭に転換するプラントを導入し、その過程で放出されるガスエネルギーを用いて、5.5MWの発電を行う。 ・CO2排出削減量予測(年間) :5.2万トン <丸紅> ・実施国 :中国 ・プロジェクト名 :河南省養豚場メタンガス回収利用のCDMプロジェクト ・プロジェクトの概要 :養豚場で発生するメタンガスを収集し、1.09MWの発電を行う。 ・CO2排出削減量予測(年間) :11万トン <三菱UFJ証券>(1) ・実施国 :ブラジル ・プロジェクト名 :リオグランデ・ド・スル州におけるGEEA−SBSバイオマス処理 ・プロジェクトの概要 :精米所に近接して化学処理・燃焼処理プラントを建設し、シリカを生産することでメタンガス発生量を削減する。 ・CO2排出削減量予測(年間) :1.9万トン <三菱UFJ証券>(2) ・実施国 :ブラジル ・プロジェクト名 :GEEAバイオマス5MW発電プロジェクト ・プロジェクトの概要 :発電容量5MWのバイオマス発電所を建設し、精米所から排出されるもみ殻を利用して発電を行う。 ・CO2排出削減量予測(年間) :1.9万トン |