2007年04月20日 |
油化スケネクタディ−、アルキルフェノール 1日から20円値上げ |
【カテゴリー】:市況(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:三菱化学、油化スケネクタディー |
油化スケネクタディ−(本社:東京都港区、D.Paul Tilley社長)は20日、アルキルフェノールの価格改定実施を発表した。5月1日出荷分からキログラム当たり20円値上げする。 同社は、これまでも主原料フェノール、ナフサ価格に応じた価格改定を行ってきた。しかし、これらの主原料価格は、前回価格改定時よりもさらに上昇し、今年4ー6月期の国産基準ナフサ価格はキロリットル55,000円強と予想されている。 また、エネルギーコストや原料価格の一部は製品価格に転嫁できておらず、コストは極めて深刻な影響を受けている。 こうした事情から同社では、現行価格体系では安定的な製品供給が継続できないと判断し、今回の値上げを決めた。主原料価格がさらに上昇した場合は、改めて値上げ幅の改定を実施する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1177044205.doc |