2007年04月23日 |
協和発酵、第一ファインケミカルの全株式を取得、子会社化 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:協和醗酵 |
協和発酵は23日、第一三共の100%子会社である第一ファインケミカル(玉井隼也社長)の発行済み全株式を取得し、子会社化することを決め、同日、第一三共と株式譲渡契約を締結したと以下の通り発表した。 同社はさらなる事業拡大を目指すためには合成拠点の確保が課題となっていたが、第一ファインケミカルは、キラルテクノロジーを中心とした高度な有機合成技術があり、安全・環境に配慮した高効率の生産施設を保有している。また、パントテン酸カルシウムを始めとするビタミン群等の豊富な品揃え、プロスタグランジンやクラビット中間体等の独創的で競争力のある製品ラインアップを持ち安定した事業経営を継続している。 第一ファインケミカルの合成技術力と同社の発酵技術力を有機的に結合させることで既存事業の高付加価値化など大きなシナジーが期待できると判断した。 【第一ファインケミカル株式会社の概要】 (1)商号 第一ファインケミカル株式会社 (2)代表者 代表取締役社長 玉井隼也 (3)所在地 富山県高岡市長慶寺530番地 (4)設立年月日 昭和26年12月29日 (5)主な事業の内容 医薬品、動物用医薬品、食品添加物、飼料添加物、 化粧品原料、体外診断薬、化成品中間体の製造(輸入) 及び販売等 (6)決算期 3月31日 (7)従業員数 415名(平成19年3月31日現在) (8)主な事業所 富山、東京 (9)資本金 2,276百万円 (10)発行済株式総数 普通株式1,449,160株 (11)株主 第一三共株式会社100% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1177314606.pdf |