2001年07月10日 |
マレーシア・ペトロナスの塩ビ工場、建設工事開始 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:三井化学 |
マレーシアのペトロナス社はベトナムで、現地パートナーとの塩ビ(PVC)生産合弁会社・Phu My Plastics & Chemicals社を介し、出資額7千万ドル(US)の塩ビ工場の建設を開始した。生産能力は年間10万トンでホーチミン市より南東85キロに立地。完成は2002年第3四半期の見通しで、原料のVCMはペトロナスのケルテ(マレーシア)工場が供給する。ペトロナスは同合弁会社の50%の株の持つ。 ペトロナスによれば、べトナム一人当たりの年間塩ビ使用料はわずか1キロに留まり、他発展途上国の平均8キロを大きく下回る。新塩ビ工場の稼働により、国内外市場向けの樹脂加工業等が活性化されることに同社は期待をかけている。 べトナム初の塩ビプラントは、タイ投資の合弁会社・TPCべトナムによる年産8万トンの工場で1997年から稼働。三井化学は以前、この合弁会社のパートナーだったが、べトナム政府との関税保護について一致せず撤退した。 マレーシアのペトロナス社はベトナムで、現地パートナーとの塩ビ(PVC)生産合弁会社・Phu My Plastics & Chemicals社を介し、出資額7千万ドル(US)の塩ビ工場の建設を開始した。生産能力は年間10万トンでホーチミン市より南東85キロに立地。完成は2002年第3四半期の見通しで、原料のVCMはペトロナスのケルテ(マレーシア)工場が供給する。ペトロナスは同合弁会社の50%の株の持つ。 ペトロナスによれば、べトナム一人当たりの年間塩ビ使用料はわずか1キロに留まり、他発展途上国の平均8キロを大きく下回る。新塩ビ工場の稼働により、国内外市場向けの樹脂加工業等が活性化されることに同社は期待をかけている。 べトナム初の塩ビプラントは、タイ投資の合弁会社・TPCべトナムによる年産8万トンの工場で1997年から稼働。三井化学は以前、この合弁会社のパートナーだったが、べトナム政府との関税保護について一致せず撤退した。 |