2007年05月07日
シンテック社・12月期、売上高、利益とも過去最高
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:信越化学工業

 信越化学工業によると、米国子会社のシンテック社は、同国の塩ビ市場が旺盛な住宅投資に支えられたこともあり、2006年度の業績は売上高、経常利益、当期純利益とも過去最高を達成した。
 
 ただ、米国で住宅投資が堅調だったのは06年9月までで、10月以降減退局面に入った。このため一部の塩ビメーカーは減産したが、シンテックは「世界規模の販売網」を生かして対応したため、減産せずに販売を継続することができた。同国の塩ビ市場は今年3月以降回復に向かっているという。
 
 【シンテック社・06年12月期業績】 単位:億円 ( )は05年12月期
 ◇売上高    2,512(2,330)
 ◇経常利益   437(373)
 ◇当期純利益  294(248)
 ◇純資産    2,584(2,267)
 ◇総資産    3,059(2,638)