2007年05月07日
タカラバイオ、米遺伝子用試薬メーカーにLA-PCR法ライセンス
【カテゴリー】:新製品/新技術(海外)
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオ(加藤郁之進社長)は7日、米国トランスジェノミック社(Transgenomic, Inc. ネブラスカ州)と、LA-PCR技術のライセンス契約を締結した。タカラバイがLA-PCRの実施権を供与するのは、これで世界19件目。

 これによりトランスジェノミック社は全世界でLA-PCR法を利用する製品を製造・販売することができるようになる。また、タカラバイオは同社から契約一時金及びライセンス対象製品の売上げに応じたランニングロイヤリティーを受け取る。

 LA-PCR法は、遺伝子工学の基幹技術であるPCR法の能力を飛躍的に向上させた画期的な技術で、従来のPCR法では1万塩基をこえるDNAの増幅は困難だったが、LA-PCR法により数万塩基の長鎖DNAを安定して正確に増幅することができるようになったとされている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1178522847.doc