2007年05月08日 |
電気化学、超高純度モノシランガス 大幅増強 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:電気化学工業 |
電気化学工業は8日、青海工場内にあるエア・リキードグループと合弁のデナールシラン社(川端世輝社長)の超高純度モノシランガス製造設備増強を決めたと発表した。 デナールシラン社は1987年10月に電化とエア・リキードグループの合弁会社(50:50)として設立された、わが国モノシランガスの最大手メーカー。 超高純度が要求される半導体、液晶TFT、感光ドラムなどのデバイス製造用ガスとして、同製品の需要はこのところ年率20%を超える伸びを見せているが、さらに今後は、太陽電池用途への需要拡大が期待されている。 このため同社は、現有年産300トンのモノシランガス製造設備を500トン以上に増強することを決めた。所要資金は約48億円で、完成は2008年11月の予定。 【設備増強の概要】 ◇事業所 :電気化学工業青海工場内デナールシラン株式会社 ◇能力 :年産500トン以上(200トン以上増強) ◇完成 :2008年11月予定 ◇投資総額 :約48億円(エア・リキードグループでの関連設備も含む) 【デナールシラン株式会社の概要】 ◇商号 :デナールシラン株式会社 (DENAL SILANE Co., LTD) ◇本社所在地 : 東京都中央区日本橋室町2−1−1 ◇代表者 : 川端世輝(代表取締役社長) ◇設立年月 :1987年10月 ◇資本金 :500百万円(株主:電気化学工業、エア・リキードグループ) ◇事業内容 : モノシラン、ジクロロシランの製造・販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1178610257.pdf |