2007年05月09日
タカラバイオ、寒天オリゴ糖に解毒作用、19日学会で発表へ
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:タカラバイオ

 タカラバイオは9日、寒天を酸分解することで得られるアガロオリゴ糖(寒天オリゴ糖)に、体内の有害物質を体外へ排出するために必要な解毒酵素群の細胞内発現を促進し、解毒作用を高める作用があることを、肝臓由来の培養細胞株を用いた実験で明らかにしたと発表した。
 
 このような解毒作用は、寒天オリゴ糖以外の他のオリゴ糖では全くみとめられていない。同社はこうした研究成果を、京都市で開催される第61回日本栄養・食糧学会大会で5月19日に発表する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1178695549.doc