2007年05月10日 |
昭和電工、液体アンモニア 14日から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は10日、液化アンモニアの価格改定を発表した。原料価格の高騰に伴いコスト上昇分の一部を転嫁するもので、5月14日出荷分から実施する。 値上げ幅は引取条件にり、ローリー扱いはキログラム12円、ボンベ扱いは同20円、アンモニア水のローリー扱いは同3円。 液化アンモニアは、ナイロンなどの合繊原料や、発電所などでの窒素酸化物除去、自動車部品等の金属表面処理などの工業用分野をはじめ、肥料用などに幅広く使用される基礎素材で、同社の川崎製造所は、関東以北唯一の製造拠点となっている。 同社は、ナフサなど原料価格の高騰に対応するため、これまで使用済みプラスチックからアンモニアの原料ガスを製造するケミカルリサイクル化などに取り組んできたが、これも限界に達したとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1178760971.doc |