2007年05月14日 |
SPDCのL-Lの対中輸出価格、5月も据え置き |
CFRトン当たり1,280〜1,290ドルで決着 |
【カテゴリー】:市況(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:サウディ石油化学 |
サウディ石油化学(SPDC)によるL-LDPE(商品名;QAMAR)の中国向けの価格は5月分も据え置きとなることが決まった。 トン当たりのCFR価格をナチュラル品種で1,280ドル、高透明品種で1,290ドルとすることで決着した。SPDCの希望が中国の樹脂加工各社に受け入れられたもの。 これでQAMARの対中輸出価格は3ヵ月連続の据え置きとなった。昨年12月から今年2月までの価格に比べるとナチュラル品種は同20ドル、高透明品種は同10ドル高ということになる。 5月の契約数量は約22,000トンとなった模様。同社の出資会社であり同樹脂の製造会社でもあるサウジ・SHARQが同樹脂の製造プラントを5日間停止して安全性をチェックしたため通常の契約数量を若干下回ったようだ。 |