2001年07月06日
産構審「自動車リサイクル」中間報告まとむ
費用徴収方法など決る、来月中旬パブリックコメント
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 産構審の自動車リサイクルワーキンググループは6日、「新たな自動車リサイクルシステムの構築に向けて」と題する中間報告書をまとめた。
 これまで検討してきた自動車リサイクル問題に対する基本的な考え方や制度のあり方をまとめた。

 この中で、リサイクル費用の徴収方法については、自動車の商品特性などからA~Fと6つあがっていた方法案のうち「B方式」を採用することで一致した。

「B方式」というのは(1)新車の場合は、自車充当方式により、販売時点で徴収する(2)販売車(中古車)の場合は自車充当方式により自動車の流通における任意の時点で徴収する、というもの。

 経済産業省では7月中旬~8月中旬、広く一般の意見をきくためパブリックコメントを求め、最終案としたあと法案作成に入る。法案は来年春の通常国会に提出する予定である。