2007年05月16日
PSPの4月の出荷が再び前年同月割れに
トレー反など全品種が前年を下回る
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会

 発泡スチレンシート工業会の集計によると、同シート(PSP)の4月の総出荷数量は9,220トンで前年同月の実績を3.9%下回った。
 
 前月の総出荷数量はわずか0.5%ながら前年同月を上回り、このため4月がどうなるかが注目されていたが結局は再び前年割れに戻った。
 出荷の内訳は、トレー反が前年同月比98.1%の4,050トン、一般反が同95.1%の1,930トン、ラミネート丼用が同97.0%の2,580トン、ラミネート一般用が同85.7%の660トンとなっている。全品種がマイナス成長となった。トレー反は3ヵ月連続、ラミネート丼用は4ヵ月連続、ラミネート一般用は2ヵ月連続の、そして一般反は2ヵ月振りのそれぞれ前年同月割れとなっている。
 
 この結果、1月から4月までの累積は35,400トンとなった。前年同期を2.5%下回っている。最大消費品種のトレー反は14,850トンで同0.5%減となっており、また他の品種も一般反が8,010トンで同2.9%減、ラミネート丼用が9,530トンで同7.6%減、ラミネート一般用が3,010トンで同0.7%減と全て前年同期を下回っている。

【関連ファイル】
4月実績
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1179306744.tif